一階の和室は本当に必要? 洋室にリフォームする費用や工事期間

一階の和室は本当に必要? 洋室にリフォームする費用や工事期間

2023.01.19
家づくりお役立ち情報

一階の居室「なんとなく和室」でいい?

一階にリビングがある戸建住宅の場合、お風呂や洗面所等の水回り、トイレ、リビング、そして居室が一つある間取りが一般的です。そして、この一階の居室は和室である場合が多いのです。

来客用、仏間として利用するなど、明確な理由がある場合は和室で構いません。しかし、なんとなくで和室を選んでしまうと後悔してしまうかもしれません。和室と洋室では、過ごし方が変わります。生活スタイルからどちらがよいのか判断するようにしましょう。

和室から洋室にリフォームするなら

新築時は和室だったが、後から洋室にしたいという方もいるでしょう。その時はリフォームを検討しましょう。費用や工期は、どれぐらい部屋を変えるかによって変わります。

まず、畳をフローリングに変える場合、費用が20〜30万円程度、工期は3〜5日程度必要です。さらに、壁紙や天井も変えたいという場合は、追加で10〜20万円、工期も4日程度かかってくるでしょう。また、ふすまをドアに変更するには8〜15万円程度、工期は2日程度かかります。

その他、押入れをクローゼットに変更する工事もよくありますが、こちらは費用が15〜25万円程度、工期は2〜4日程度です。

つまり6〜8畳程度の和室をフルリフォームすると、全体で50〜90万円程度必要ということです。

和室か洋室 新築時にしっかり検討を

床や壁などをリフォームして、和室から洋室にリフォームすることは可能です。しかし、和室と洋室では、そもそも構造や遮音性に違いがあります。

長年住むうちに和室よりも洋室がライフスタイルに合うようになる場合もあるでしょう。リフォームすることは可能ですし、ライフスタイルの変化に合わせて家も変化させることで、より長く快適に暮らすことができます。

しかし、なんとなく和室にして、なんとなくリフォーム……となると、希望通りにならない場合も。また、工事費用も決して安くはありません。

後悔しないためには、家づくりの段階でライフスタイルについて考えることが大切です。

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