子供部屋の照明の色が集中力に与える効果とは?
子供部屋の照明が与える影響を考えよう
お子さんが小さいうちは、まだ子供部屋での時間は限られているかもしれません。しかし、子供の成長は早いものです。年齢とともに自分の部屋で過ごす時間も増えていくでしょう。特に中学校以降は勉強する時間が長くなることが予想されます。そのため、あらかじめ子供部屋の環境を整えることはとても大切。特に照明は、学習効率に大きな影響を与えるポイントです。集中力にも影響するとされる子供部屋の照明について考えてみましょう。
集中力と色温度の関係
照明の色温度は、人間の集中力に影響を与えるとされています。色温度とは、光の色を表す数値のことです。オレンジがかった光はリラックス効果をもたらし、青みがかった白い光は集中力を高める光と言われています。一般的には、色温度が低い照明はオレンジ色の光を放ち、色温度が高い照明は青みがかった白い光を放ちます。
子供の学習効率を上げたい場合は、集中力を高める効果のある色温度が高い青白い照明を選ぶことをおすすめします。一般的に「電球色」は(色温度が低め)、「昼光色」「昼白色」は(色温度が高め)と表記されて販売されています。学習スペースでは、「昼光色」もしくは「昼白色」の照明を選ぶと良いでしょう。一方で、リビングや寝室などのリラックスしたい場所では、色温度の低いオレンジがかった「電球色」の照明が適しています。
また、照明の照度も集中力に影響することが知られています。照度は照明の明るさを指し、強い光は脳の覚醒を促す効果があります。人間は強い光が当たっている箇所に注意を向ける傾向があるため、適切な照度で手元を明るく照らすことが、集中力の向上につながります。
まとめ
照明の色温度は、学習環境に大きな影響を与えます。また、子供部屋の照明だけでなく、レイアウトやデザインなどの要素も子供の成長に合わせて適切に整えることも大切です。
このように将来を見据えた家づくりをするためにも、家づくりの際はぜひ住宅の専門家に相談することをおすすめします。
有本建設では、お客様の家づくりに関する悩みや質問にいつでも対応しています。どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。