住宅ローンと教育費を両立するために考えておくべきこと

住宅ローンと教育費を両立するために考えておくべきこと

2023.08.10
家づくりお役立ち情報

住宅を購入する際に、将来住宅ローンをきちんと返済し続けることができるかどうかということは気になりますよね。特にお子さんのいる家庭では、将来的にかかってくる教育費もしっかりと把握しておく必要があります。幼稚園から大学までの期間にかかる費用をしっかり見据えておきましょう。住宅ローンを無理なく返済するために、教育費に負担をかけないよう計画を立てることが大切です。

学費は私立か公立で大きく変わる

まずは教育費がどれぐらいかかるのか把握することが肝心です。

学費は学校選びによって大きく異なります。例えば私立小学校と公立小学校では、学費が4.5倍程度も差があることも珍しくありません。また、私立高校と公立高校でも2.5倍ほどの差があるとされています。

大学の授業料においては国公立や私立という違いだけでなく、学部や学科によっても大きな差があります。文系よりも理系の学科の方が授業料が高く、特に医科歯科系の学科の授業料は高額となります。

教育費が急増するタイミング

子どもの進学や大学受験のタイミングは教育費が急増するため注意が必要です。

小学校入学や中学・高校進学では、ランドセルや教科書、制服などの学用品を購入します。そして、最も負担が大きくなるのが大学です。大学の4年間の学費は、幼稚園から高校までの15年間と比べて同額かそれ以上かかるのが一般的です。

住宅ローンの計画を立てよう

大学入学時までに確保しておきたい教育資金は、子ども1人につき約3,000万円とされています。これを高校3年生までの17年間で貯めるとすると、毎月約1万5,000円の貯蓄が必要です。より安心して資金計画を立てるためには、この教育費を余裕を持って賄えるような住宅ローンの返済計画を立てる必要があります。自分たちの収入や家計の状況を正確に把握し、無理のない返済計画を立てましょう。

まとめ

住宅ローンを検討する際、現在の収入や生活費から考えて、借り入れ可能な金額や毎月の返済額を無理なく支払えるかを重視しがちです。しかし忘れてはならないのは、これから必要となる子どもの教育費です。

住宅ローンや教育費など家族のライフプランを総合的に考える際には、専門家である住宅のプロに相談することをおすすめします。

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