和室が持つ「リラックス効果」
家族の健康のために「家」ができること
家づくりにおいて、家族が健康に過ごす事が出来る家というのは一つの大切な指標になると思います。
健やかな生活には、多くの時間を過ごす自宅の環境が重要だと考えているからです。
例えば、優れた温熱環境は、熱中症や寒暖差によるヒートショックを防ぐことにつながります。
使用する建材によってシックハウス症候群の対策もできます。
さらに、自宅がリラックスできる空間であれば、健康の大敵であるストレスの軽減につながるでしょう。
空気清浄、調湿、吸音など 「和室」の力
日本の伝統的な建築スタイルである和室は、なんだか懐かしく、リラックスできる空間ではないでしょうか。
リラックスできると感じるのは、畳の原料である「い草」の効果かもしれません。
空気清浄機能
い草には空気中の有害物質や二酸化炭素などを吸着し、空気をきれいにする作用があります。
「天然の空気清浄機」とも言われています。
調湿機能
い草は、部屋の湿度が高い時は水分を吸着し、低い時は水分を放出するという作用があります。
そのため和室では、年間を通して快適な湿度を保つことができます。
吸音効果
空気を多く含むい草は、音を吸収して周囲の音を和らげる効果があります。
例えば家族の足音や外の車の音などを和らげてくれるので、過ごしやすい空間になります。
また、空気を多く含むことで弾力性も生まれるため、小さなお子様や高齢の方にも優しい床材です。
見た目と香り
い草の緑は目に優しく、癒しを与えてくれます。
また、い草の香りには森林浴と同じようなリラックス作用があり、アロマテラピー効果もあるようです。
「畳の部屋はなんとなく落ち着く」というのは、科学的な根拠のあることだったのですね。
注文住宅で「畳」を導入するなら
最近の住宅では、和室を作らないことが増えてきました。
土地によってはスペースも限られるため、和室を作ることが難しいと考える方も多いです。
立派な和室ではなくても、「畳コーナー」などを導入するという選択肢もあります。
有本建設では、お客様の希望に寄り添った、ご家族みんなが満たされる暮らしを実現いたします。
家づくりについて、お悩み・不安のある方はぜひ一度お問い合わせください。