マイホームの子供部屋 悩みやすい部屋数と広さ
子供の成長で変化する子供部屋の役割
マイホームを建てた多くの人は、その後何十年をその家で過ごします。
その期間のうち、子供が子供として家にいる時間はごくわずか。子供が成長するにつれて、子供部屋の役割も変わってきます。
幼少期はご両親と一緒に寝る子供も多く、プレイルームとして使う場合が多いかもしれません。
小学生になると、子供部屋で寝たり、勉強したりするようになるでしょう。お友達を招いて部屋で遊ぶ機会が増えるのも、この頃から。
中・高校生になると勉強時間も増え、子供部屋で過ごす時間はますます増えていきます。
その後は進学や就職といった理由で家を出ていく場合もあるでしょう。
このように、子供部屋はこの成長に合わせて、その役割も変化していきます。
子供部屋が子供部屋としての役割を持つのは、実はとても短い期間。子供が独立した後も、子供部屋を有意義に使えるよう、間取りは長い目で考える必要があります。
「子供部屋」の間取り、考えるべき要素は?
「いくつ」必要?
これまでは、子供部屋が必要な数だけ個室を設けるというのが主な方法でした。
しかし、この方法では、子供がまだ小さい場合や、後から生まれた場合に対応することが難しいですよね。
そこで、最近では新築の段階では大きな部屋を一つ用意しておき、子供が成長したら必要に応じて間仕切り壁で分けられるようなプランを選ばれる方も増えています。
どれくらいの「広さ」にする?
子供が複数いる、またはこれから増える可能性がある場合は、きょうだいで広さに差が出過ぎない方よいでしょう。
例えば「男の子の方が体が大きくなるから」といった理由で、女の子よりも男の子に広い部屋をあてるというケースがあります。しかし、例え理由があっても、子供は納得できず、不公平に感じてしまう場合もあります。
部屋の大きさはできるだけ平等にするのがよいでしょう。
子供部屋を広くしてあげたいと希望する方もいますが、家の大きさには限りがあります。
また、広い子供部屋が必ずしも良いとは限りません。家の大きさやライフスタイルに合わせて柔軟に対応できる間取りを考えていきましょう。
何十年先まで考えた間取り設計を
子供の成長によって、必然的に役割が変化する子供部屋。
子供の成長やライフスタイルの変化に合わせて、柔軟に対応できるような子供部屋を作ると、その後何十年も快適に暮らせる家づくりにつながります。
そのためには、お施主様や子供に寄り添った家づくりができる施工者選びが大切です。
有本建設は、建築家がお施主様のご要望をしっかりと取り入れ、ご納得いくまで話し合いをした上で家づくりを進めております。ぜひご相談ください。