#30 地方の工務店で働く理由

#30 地方の工務店で働く理由

2024.10.29
有本の取り組み

私は有本建設という地方の工務店で働いている
有本建設は岡山県備前市の工務店で、岡山県の東部に位置し、岡山市内からは車で40、50分はかかる場所にある

正直な話をすると、岡山県内でもまだまだ知名度が高いわけではない
岡山市内には大手のハウスメーカーも一通り揃っているし人気工務店、人気設計事務所もたくさんある
しかも私は岡山市内に住まいがあり、”わざわざ”有本建設まで働きに来ている


じゃあなぜ有本建設で働くことを選んだのか


それは、有本建設にはまだまだ『伸び代』があると感じたからである
既に出来上がってしまった環境の中で、与えられた仕事をこなすよりも、自分の頑張り次第で会社を成長させることができると思ったからだ

創業50年という歴史の中から学ぶこともたくさんある
しかしまだまだ未熟な部分もたくさんある

でもこの『未熟』であることは私にとっては『魅力』でもあるのだ

これは地下アイドルからメジャーアイドルに駆け上がることを夢見る少女と同じ気持ちかもしれない

私が『有本建設で働く理由』は、有本建設で住宅を建てようと思う方も同じような考えをもっているのではないかとも思う


有本建設が地方の小さな工務店であることはみんな知っていること
これは素直に認めなければならないことで、ここでカッコつけて良い顔をしても意味がない

私が有本建設に感じる『伸び代』は、有本建設で住宅を建てようと思う方からするとそれは『応援代』と言い換えることができるだろう

地下アイドルを応援するファンは、いつかこの子達が武道館でライブをすることを夢見て必死に応援している

それと同じように有本建設は地方の小さな工務店ではあるが、地方でも生き残るために必死になっている企業として応援してもらえるような企業でありたいと思う


つまるところ我々がしなければならないのは『有本建設を応援してくれるファン』になってくれる人をたくさんつくることである

そのためには、まずは自分たちの現在地をしっかりと受け止めて、
『応援してくれるファンを大切にすること』
『正直であること』
『嘘をつかないこと』

が大切であると私は思っています。



今回は、地方の工務店で私が働く理由について書かせてもらいましたが、このことから今後何をしていかなければならないのか。みたいなことを綴ってみました。
ファンをつくるのは容易なことではないし、いつまでもファンでいてもらうことはもっと難しいことだと思います。
でもここに頑張甲斐があるのではと私は思います。


ではまた