知らないと危険?泥棒に狙われにくい家づくりのポイント
泥棒や空き巣について、他人事のように感じる人は多いものです。しかし「自分は大丈夫だろう」と思っていると、いつか被害に遭ってしまうかもしれません。実際に犯罪件数を調べてみたり、地域の犯罪情報を知らせてくれるサービスに登録してみると、驚くほどの頻度で犯罪が起きていることがわかるでしょう。
そこで今回は、泥棒や空き巣に入られにくい家づくりの対策をご紹介します。家の構造や立地が被害の原因となることもあるので、しっかり確認して犯罪に強い家を建てましょう。
泥棒・空き巣に入られやすい家の特徴
道から見えにくい場所
泥棒は見つかることを避けるため、人目に付きにくい場所を狙います。道からの視線を遮るような構造や死角の多い家は、犯罪者にとって狙いやすいターゲットとなってしまいます。
高い塀がある
塀は外部からの侵入を防ぐ役割がありますが、高すぎる塀は外から家を見えにくくし、逆に犯罪者にとって隠れやすい環境を作り出してしまいます。塀の高さは適度にしておくことが重要です。
ベランダに目隠しをしている
ベランダは意外にも空き巣の侵入経路としてよく利用されます。目隠しを行っている方は要注意です。死角が多いと狙われるリスクが高まってしまいます。
泥棒・空き巣に入られやすい立地の特徴
線路・駅の近く
線路や駅の近くなど、人通りの多い場所は被害が多い傾向にあります。なぜなら、駅の喧騒や電車の音が泥棒の行動音を隠してしまうからです。また、駅周辺では人ごみに紛れて逃走しやすいという利点もあります。
観察されやすい場所
泥棒は監視していても不審に思われない場所を好みます。例えば、公園や喫煙所、カフェなど、人が長時間滞在する施設が近くにある場所です。生活サイクルや行動パターンなどの情報が収集されやすくなり、留守を狙われやすい状況になります。
近所付き合いが少ない地域
泥棒や空き巣は、近隣住民とのコミュニケーションを避けます。もし、あなたの住宅地域で近所付き合いがほとんどない場合、犯罪者にとっては犯行がしやすい環境といえるでしょう。挨拶や顔見知りを増やすことで、地域全体の安全意識が高まり、犯罪のリスクが低減されます。
土地選びから防犯対策をしよう
防犯カメラや防犯砂利などの対策は後から設置することもできます。しかし、もともと被害が少ない「地域」を選ぶことも重要です。警察のデータや実際にその土地を訪れてみて、土地の治安を確認しましょう。新築の際は、安全な土地を選ぶことで防犯対策の負担を軽減することができます。
もしも家づくりや防犯対策に関してお悩みがある場合は、いつでもご相談ください。有本建設ではお客様のご要望を最大限取り入れた家づくりを、経験豊富なスタッフが実現いたします。