家づくりの第一歩「基礎工事」は、施工業者との打ち合わせが大切
2023.12.19
家づくりお役立ち情報
基礎工事とは?
家づくりの第一歩である「基礎工事」は、家の土台を築くための重要な作業です。
しかし工事が始まる初期段階では、ハウスメーカーや工務店との信頼関係がまだ十分に築けていない場合もあるでしょう。
また、基礎工事が始まると簡単にはキャンセルできないため、施主様が不安や不満を感じやすい時期でもあります。
基礎工事の品質に関する注意点
基礎工事の品質は施工者によって異なります。
たとえば、基礎のコンクリートに気泡が入っていることがあり、この気泡を「あばた」といいます。
コンクリートを打設する際は、まず枠を作り、その中に材料を流し込みます。このプロセスでコンクリートの中には必ず空気が入り込んでしまいますが、入り込んだ空気はバイブレータという機械を使って振動させて除去します。
しかしその作業が十分でない場合、空気が「あばた」となり、見た目の問題だけでなく基礎の強度低下を招く恐れもあるのです。
雨が基礎工事に与える影響
コンクリートの打設は通常、晴れた日に行われます。しかし、作業中に突然の雨が降ってきた場合など、生コンに雨水が混入する場合もあります。これにより「水セメント比」が低下すると、生コン内のアルカリ性が弱まり、鉄筋が錆びやすくなります。
まとめ
基礎工事は家づくりの最初の重要なステップ。不備があればその後の工程にも悪影響を及ぼします。不安を解消するためにも、施工業者とは施工前にしっかりと打ち合わせを行っておきましょう。
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