家を作るなら知っておきたい!道路斜線制限とセットバック

家を作るなら知っておきたい!道路斜線制限とセットバック

2023.03.04
家づくりお役立ち情報

建物を建てる際にはさまざまな規制があることを知っていますか?「道路斜線制限」は特に重要な規制の一つです。道路に面した建物の高さを規制することで、道路に日照を確保し、交通安全を守ることを目的としたものです。この規制は全ての用途地域に対して定められているので、これから一軒家を建てる方は必ずチェックしましょう。

道路斜線制限について

道路斜線制限は前面道路の反対側の境界線を基準として、用途地域により定められた勾配で測ります。一般的に道路に近い建物ほど道路斜線制限にかかり、高い建物がたてにくくなります。そして道路から離れるにつれて高さの制限が緩和されます。

セットバックによる規制緩和

道路斜線制限を満たすために、建物を小さくしなければならない場合もあります。しかし小さくすると、デザインや居住性に関わってきますよね。そんな時は、セットバックという方法が用いられます。セットバックは建物を道路から遠ざけることで、斜線制限を満たすという方法です。これにより、建物のデザイン性や居住性を損なわずに、家を建てることができます。

道路斜線制限のことなら専門家に相談を

道路斜線制限は建物の高さを制限するため、設計に大きな影響を与えます。さらに適用範囲は地域により異なり、容積率200%以下の住居専用地域なら20メートルまでとなります。

道路斜線制限やセットバックについては、専門的な知識が必要ですから、住宅のプロに相談してみると安心でしょう。

有本建設はお施主様の希望に寄り添い、地域にやさしい家作りを実現します。