床暖房、フローリングは大丈夫?赤ちゃんがいる家の床選び
赤ちゃんのための床選び
家づくりにおいて床材を選ぶ際は、大人の快適さだけでなく、赤ちゃんの快適さについても考える必要があります。赤ちゃんは、生まれてすぐは寝転がって暮らし、次第に寝返りを打ち、ハイハイをして、立ち上がるようになります。体が小さく、床に近い位置で時間を過ごすため、赤ちゃんのいる家庭やこれから赤ちゃんを迎えるご家庭は、赤ちゃんに適した床を選びましょう。
床選びで気をつけたいこと
ここからは、赤ちゃんのための床選びについてご紹介します。また、赤ちゃんだけでなく、家族全体が快適に過ごせるかどうかもチェックしましょう。
木のフローリングの注意点
「木育」という言葉があるように、木材は赤ちゃんの五感を育み、好奇心を高める効果があるとされています。しかし、木のフローリングには注意が必要です。フローリングは硬いので、赤ちゃんがケガをしてしまうかもしれません。滑ったり転んだりして、頭をぶつける危険性もあります。幼少期はなるべく柔らかな場所で寝かせ、フローリングで過ごさせるのは少し大きくなってからにしましょう。
フローリングを選ぶ際は「F☆☆☆☆(エフホォースター)」部材がおすすめです。「F☆☆☆☆」はシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの放散が少ないことを示しています。特に床の近くで過ごす時間の長い赤ちゃんにとっては、重要な基準です。
ジョイントマットで赤ちゃんを守る
正方形のジョイントマットは、カーペットとは異なり、必要な面積だけをカバーできる優れたアイテムです。
ジョイントマットにはさまざまなメリットがあります。
・クッション性が高い
・厚みがある
・汚れた部分だけを取り外して洗える
こうしたメリットから、ジョイントマットは赤ちゃんがケガをするリスクを下げることができます。食べこぼしも簡単に片付けられるので、親にとっても助かりますね。ジョイントマットはいろいろなデザインがあるので、好みや家のインテリアに合うマットがきっと見つかるでしょう。
赤ちゃんに適した床暖房
床暖房は足元を暖かく保つことができ、寒い冬でも快適に過ごすことができます。しかし、赤ちゃんにとって快適で安全であることを事前に確認しておきましょう。
電気式床暖房は温度が上昇しやすく、赤ちゃんの低温やけどや脱水症状につながります。そのため、おすすめは温水式床暖房です。温水式床暖房は温水を床に流して循環させ、温度を安定させています。赤ちゃんの低温やけどや脱水症状のリスクを下げることができますよ。
家族全員が快適で安全に過ごせる床を
赤ちゃんは家の中で過ごす時間が長く、床からの距離も近いので、快適で適した床を選ぶことが大切です。赤ちゃんの安全と快適さを考慮して床材を選びましょう。
有本建設では、お客様のご要望を最大限に取り入れた家づくりを行なっています。お気軽にお問い合わせください。