家の中の花粉対策に 換気システムとカーテン

家の中の花粉対策に 換気システムとカーテン

2022.10.10
家づくりお役立ち情報

家の中にいるのに花粉症がつらい…

鼻水にくしゃみ、目のかゆみなど、多くの人を悩ませる花粉症の症状。屋外だけではなく、家に帰ってきても鼻がムズムズ、くしゃみが止まらない……。その上、家族からは「くしゃみが飛んできたない!」なんて冷たい言葉をかけられることも。

花粉は窓や玄関から室内に入り込んできたり、衣服やペットの毛に付着して室内に入り込んだりします。対策をしているつもりでも、花粉の侵入を防ぐのはなかなか難しいもの。

花粉の飛散量は2〜3月頃がピークですが、実は花粉は1年中飛んでいます。今は花粉症ではなくても、季節を問わずに花粉対策をしておくと、花粉症の予防に繋がるでしょう。

換気する際は花粉キャッチカーテンを活用

花粉の多くは窓から入ってきます。また、花粉は夜よりも日中の方が多く飛散しています。
したがって、換気する場合は朝方や夕方以降に行うのがよいでしょう。また、窓を開ける際は全開にせず、網戸や花粉キャッチカーテンを使えば、さらに花粉の侵入を防ぐことができます。

それでも家の中に入った花粉は、掃除機で吸い取りましょう。しかし、いきなり掃除機をかけると、花粉が空気中に舞ってしまうので注意が必要です。まずは水拭きをしてから掃除機をかけるようにしましょう。

高気密の家は換気システムを使おう

高気密の家は、換気システムで空気の入れ替えが可能です。
換気システムには、給気・排気共に換気ファンを使用するものや、給気のみ換気ファンを使用するものなど、さまざまな種類があります。

どの換気システムでも、吸気口には花粉の侵入を防ぐフィルターが付いています。フィルターをこまめに洗ったり取り替えたりすれば、花粉の侵入を防ぐことができます。

高気密の家は室内の空気を綺麗に保てる

家の気密性が低い場合は換気システムを使用しても、換気口の付近の空気だけを入れ替えるショートサーキットという現象が起きてしまい、家の中の空気を循環させることが出来ません。すると、換気システムのフィルターが機能せずに花粉が家に残ってしまう可能性があります。

このような事態を防ぐには、高気密かつ、給気・排気共に換気ファンを使った換気システムの家がおすすめです。この組み合わせなら、しっかりとフィルターが機能するため、空気を常に綺麗な状態に保つことができます。したがって、花粉症のほか、ハウスダストやシックハウス症候群などといった症状も抑えることができます。

有本建設では、気密測定試験を行い機密性の高い住宅を提供しております。
花粉の時期でも快適に過ごせる家をお考えならぜひ有本建設にご相談ください。