家族の大切な空間・リビングの目的と要素
家族の時間のために必要なリビングという空間
リビングという空間は、家族との時間を過ごすための空間であり、仕事や外出先から帰ってきた時にくつろぐ空間でもあり、非常に大切な場所です。
設計する際は、お施主様がリビングでどのように過ごしたいかをしっかりとヒアリングした上で間取りを考えることが重要になります。
リビングの空間づくりの要素
リビングには、家族団欒のため、お客様をもてなすための2つの目的があります。
これらをしっかりと考慮してみんなが快適に過ごせる空間づくりが大切です。
リビングは家族団欒や来客用に必要な空間
家族団欒できる空間は、家族全員が落ち着いてリラックスできる空間が理想です。
また、お客様も快適に過ごせるような空間にすることも大切ですよね。
リビングのコーディネートでは、ソファが重要な鍵となります。
代表的なリビングのレイアウトについてご紹介します。
ソファをL型に配置したレイアウト
ソファをL型に配置したレイアウトは、目線を斜めにしながら会話できるのでリラックスしやすいです。
また、L型配置は空間をしっかりと有効活用できるというメリットもあります。
ソファを向かい合わせにする対面型のレイアウト
ソファを対面で配置するレイアウトです。
壁側に寄せて配置すれば部屋を広く使えますが、部屋の中央に配置するとスペースを多く取ってしまうので部屋が狭く感じるかもしれません。
テーブルの3辺をソファで囲むコ型レイアウト
L型と対面型を組み合わせたようなレイアウトです。
大人数でも十分座れるので、二世帯住宅で使われることが多いレイアウトでもあります。
リビング空間の検討は外との関係も考慮すべき
自分達にとって快適なリビングでも、ご近所にご迷惑をかけたり、空き巣が入ったりといったようなことがあると良いリビングではありません。
外に音が漏れないように防音対策をし、空き巣などの犯罪に巻き込まれないように防犯対策することも重要です。
リビングの大きな窓の防犯対策とは
リビングは日当たりをよくするために大きな窓をつけることがよくあります。
しかしその窓は、空き巣の侵入場所にもなりやすいという注意点もあるのです。
大きい窓には、防犯ガラスや可動式の網目状シャッターを設置しておけば、泥棒が入りにくく狙われにくい家になります。
ただ、網目状シャッターを設置する場合は、通気や換気を妨げないように注意しましょう。
他にも防犯対策で面格子を取り付ける場合もありますが、ドライバーでも簡単に取り外せるタイプもあるので、外出時は必ず戸締まりが必要です。
家の中の音を漏れにくくする防音対策とは
外からの音を侵入しにくくし、中の音が外に漏れにくくすることが、防音対策です。
小さいお子様がいる家庭は、生活音が外に漏れて迷惑にならないかも気になる方が多いでしょう。
窓や壁の防音対策には以下のようなものがあります。
- 二重サッシ
- 防音ガラス
- 遮音カーテン
- 防音下地材
- 防音効果のある換気口
上記の中でも、二重サッシは断熱効果・結露対策にもなるのでおすすめです。
快適なリビング空間づくりは弊社へご相談ください
家族団欒スペース、お客様を招く場所としてリビングは家の中でも重要なものです。
1日の中でもリビングで過ごす時間は長いことが多いので、リビングのデザイン面や機能面にこだわる方も多くいます。
有本建設ではリビングを含め家づくりのご要望をしっかりとヒアリングして設計に反映させます。
注文住宅を建てたい方はぜひ弊社へお越しくださいませ。