素材の魅力を長く楽しもう。畳のお手入れ方法を紹介
い草の心地よい香りが癒しをもたらす畳。その香りに包まれると、気持ちがリラックスし、どこか懐かしさを感じる方も多いでしょう。畳は柔らかく程よいクッション性を持っていて、足裏に心地よい感触を与える素材としても人気です。ただし一方で、「へこみやすい」という特性も持っています。しかし、へこみ具合によっては修復が可能です。
へこみの修復方法
畳のへこみを修復するときは、霧吹き、雑巾、アイロンの3点を用意しましょう。まずは、へこんだ部分に霧吹きで水を2〜3回吹きかけます。次に、固く絞った雑巾を当ててください。そして、雑巾の上からアイロンをかけます。修復後は、畳をしっかりと乾かしましょう。
長持ちさせるためには定期的なお手入れが必要
畳を長く美しく保つためには、日頃からお手入れをすることが大切です。掃除機やほうきでの掃除だけではなく、雑巾を使っての拭き掃除も行いましょう。
雑巾で拭く際のポイント
乾いた雑巾を使い、畳の目の方向に沿って拭きましょう。和室では畳一枚一枚の目の方向が異なるため、少し手間がかかるかもしれません。しかし、目に沿って拭くことでヘリや畳の間のホコリをしっかりと取り除くことができます。逆方向に拭くと畳が痛みやすくなるので注意しましょう。
カビや汚れに対する部分的な手入れ
日常のお手入れをしていても、時折カビや汚れが発生することがあります。そのような場合には、以下の手順で部分的な手入れを行いましょう。
まずは住宅用の中性洗剤を含ませた雑巾で汚れた部分を拭き取ります。カビはアルコールを含ませた歯ブラシを使って軽く擦ります。その後、雑巾をしっかりと絞って拭き取りましょう。拭き終わったら、湿気を取るために乾拭きするか、ドライヤーを使って乾かします。
畳のお手入れは専門家に相談を
豊富な建築実績を持つ専門家なら、畳のお手入れ方法や和室のメンテナンスに関する疑問を解決してくれるでしょう。畳は和室のメインとなる床材ですから、適切なお手入れを行って長く美しさを保つことが大切です。
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