グランドカバーにおすすめ！　タイムの特徴

芝生は手入れが大変そう…そんな時は

庭の地表部分を緑で覆うグランドカバーとして代表的な芝生。庭の景観が良くなる上、雑草が生えてくることも防いでくれます。また、お子様やペットがいるご家庭にも好まれています。
しかし、芝生は定期的な手入れが必要。ガーデニングに時間をかけられない家庭では、芝生を綺麗な状態に保つことが難しいのです。手入れに時間をかけられない場合は、手入れの必要ないグランドカバーがオススメ。候補の一つがハーブです。今回は、グランドカバーとして人気のハーブ、「タイム」についてご紹介します。

グランドカバーにおすすめのハーブ「タイム」

タイムはヨーロッパ原産で、古くから人々に愛されてきたハーブです。タイムは数百の品種がありますが、グランドカバーに使う場合は、地面を這うように成長する（匍匐性を持つ）クリーピングタイムがオススメです。

クリーピングタイムの植え方

クリーピングタイムを植える場合、種から育てるのは大変です。そのため、苗を植えるのが一般的。苗を植える際は、１平米に4〜9株ほど植えるのが良いでしょう。感覚を空けすぎると株間に雑草が生えてきてしまうため手間がかかってしまうためです。
冬は葉の部分が枯れてしまう場合がありますが、根は生きています。春にはピンクや白といった小さく可愛らしい花が地面を覆って、自然のカーペットのように美しく咲き誇ります。

グランドカバー向きに改良した品種も

クリーピングタイムの一種、レイタータイムはグランドカバー向きに改良された品種です。通常のタイムは、夏前に蒸れないように刈り込みをしますが、レイタータイムはその必要がありません。つまり、メンテナンスの必要がほとんどありません。また、「踏んでも寝転んでも大丈夫」なほど丈夫に品種改良されています。自転車が上を通っても大丈夫なので、人がたくさん通る場所でも、地面をしっかり覆ってくれますよ。

緑の外観を楽しもう

グランドカバーは品種によって雑草を生えにくくすることも、手入れを楽にすることもできます。
忙しい日々の中、緑に癒されたい、自然を感じながら生活したい、そんな時はぜひさまざまなグランドカバーを検討してみてくださいね。

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